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インドネシアで進む著作権法の改正――AI時代に対応した著作権制度を構築する試み 前川陽一
2026/09/01
生成AIの利用は創作の可能性を格段に広げる一方で、創作により生み出された著作物を法的に保護する枠組みである著作権制度は大きな課題に直面している。AIが次々に生成する生成物は著作権の強い保護に値するものだろうか。AIの学習用データとして他人の著作物を利用することは許されてよいだろうか。インドネシアの国会は、現行の著作権法(2014年法律第28号)を全面的に見直す改正著作権法案(以下「本改正案」という。)の審議を進めている。なかでも本改正案は、「AI生成著作物(Artificial Intelligence-Based Work)」という概念を導入してこれに関する独立した章を新設した上で、その保護要件および著作者、AI利用に関する開示義務、ならびにAI生成著作物に関する禁止行為などの 規定を整備している点が注目される。
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