編集部記事
シンガポールで初のAI関連の個人情報漏えい、生成AIへの指示漏れでメール宛先に最大1000人分のアドレス表示、計9.5万人に影響――個人情報保護委員会が食品ブランド「美珍香」から自主的改善誓約を受理 編集部
2026/10/01
シンガポールの食品ブランド「美珍香(ビーチェンヒアン)」の販売会社が、従業員が生成AIで作成したプログラムの設定ミスにより、会員9万5364人分のメール アドレスを流出させた。 シンガポール個人情報保護委員会(PDPC)は9月21日、同社による自主的改善誓約を受理したと公表した。PDPCが地元メディアに明らかにしたところによると、同委員会に届け出があった初のAI関連の個人情報漏えいとなる。AIへの指示で受信者アドレスを隠す指定がなかったことが原因だ。使われたのは従業員が個人で利用していた生成AIツールで、会社が管理していないAIを業務に使う、いわゆる「シャドーAI」に近い形だった。社内の確認体制やAI利用規定の不備も明らかになった。同社はAIガバナンスの構築などを進める。
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